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薬剤師が活躍する場所の多様化

薬剤師の活躍の場は、現在多岐にわたっており、それだけ薬剤師転職の選択肢が多いということです。たとえば、医薬品製造・販売業・新薬の研究・開発などです。

最初に、企業で仕事をする薬剤師についてお話します。基本的に医薬品の製造販売は、薬事法によって薬剤師を置くことが義務づけられています。法律上薬剤師は、日本国内での医薬品を供給するためには不可欠な存在になっています。

薬品メーカーは薬事法を遵守するために、工場毎に薬剤師を配置しているのです。製薬メーカーが病院などへのセールス活動をする時に商品についての専門的な知識を持ち情報提供をする一般的にMRと呼ばれる医薬情報担当者は薬剤師である必要はありません。現にMRで薬剤師資格を持っているのは10パーセント程度です。

続いて、販売業についてお話します。平成20年までの医薬販売業について説明しましょう。処方性により調剤をするのは薬局だけではありませんでした。

調剤を一切しないで一般用の医薬品を販売する一般販売業でも営業時間内は店舗に薬剤師を置くことが薬事法と「薬局及び一般販売業の薬剤師の員数を定める省令」で義務化されていました。

けれどもドラッグストアの一部や乗り物酔いや簡単な医薬品を販売している空港や港湾の売店とか離島の特例販売業や配置販売業には配置義務はありませんでした。

平成21年以降の医薬販売業は上記とは変わってきます。一般医薬品は第一類・第二類・第三類に分類されました。販売できるのは薬局と店舗販売業・配置販売業に限定されたのです。

店舗販売業では第一類医薬品を販売する時には、薬剤師が対面販売をしなければなりません。そして書面で情報提供をする事が義務づけられていましたから、薬剤師でなければ販売できないのです。

第二類と第三類も薬剤師や登録販売者が常駐しなければ販売できません。医薬品の情報提供がプラスされましたから、薬剤師の資格とそれに必要な知識が必要なのです。

次に、新薬の研究・開発でのお仕事についてお話します。薬は作れば、それで終わりというものではないのです。同じ効果があるならば投資する金額が安くできる後発医薬品の研究とか開発が日夜行われているのです。

また、臨床の現場においては、薬剤師のみならず医師や看護師が中心となり治験業務も行われています。

新しい薬品の研究開発には募集の基準として大学院の修士課程を与えられた人達が多いのです。研究開発に携わる薬剤師を目指すならば、大学院への進学も視野に入れておいたほうが良いでしょう。

ご存知のように新薬の開発には長い年月が必須です。毎日の努力とか精進が欠かせません。薬剤師としてこういった仕事に関わるならば、明確なビジョンを持っておかなければなりません。

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